時計修理技能士1級の実技試験を受験した-2

続いて試験で気づいたこと、感じたことを書く。

―――試験の感想―――
■試験の雰囲気
大阪会場で受験した。
会場は大阪市中央区南船場にある大阪写真会館。
受検者数は25名。全員1級の受験者。
試験官は6人くらいいたと思う。
机は普通の会議机で高さが低いため、作業台はあった方がよい。9割の人がもってきていた。
部品飛ばし対策をしている人は少なかった。まぁ1級だからね。
荷物を床に置いてはいけない。試験会場とは別階に控室があるのでそこに荷物を置けばよい。
携帯電話スマートフォンの持ち込みは不可だが、持っていれば預かってくれる。
会場は少し寒く感じた。

■時間
9時に集合。私は準備のため8時半に行ったが、説明は10時から、試験開始は10時半からと、開始時間に余裕があった。
試験時間は4時間30分。この間にクォーツと機械式の2つを分解組み立てする。
とにかく時間が足りない。私は20分前に終わった。あぶなかった。
昼休みは12時30分~13時30分の1時間。昼休みの間は試験会場に入れない。

■技術的なこと共通
持ち物検査は、オープナーとデジタルテスターを持参しているかのチェックのみ。
事前に配布されている試験問題に、書き込みが無いかチェックされる。
道具の貸し借りは厳禁。
分解できたら試験官に見せる。OKならはんこを押してくれる。

■技術的なことクォーツ時計
日頃中古の時計しかやらないが、新品の時計はネジが固い。
ネジを紛失した場合は再配布あり。ただし減点される。
クォーツソナーの利用はOK。
竜頭と巻真を外すのは猛烈に固い。会場にヒーターが用意されているので使えばよい。
裏蓋も結構固いので、持参のオープナーより、備え付けのオープナーを使う方がいいと思う。オープナーを持参していないと会場のオープナーが使えないので注意!
消費電流および歩度を測定するテスターは、試験前に使い方の説明がある。サイアク試験中に聞いてOK。

■技術的なこと機械式時計
ネジと、テンプの穴石、受石、耐震装置 を紛失した場合は再配布あり。ただし減点される。
輪列受けの耐震装置の分解は不要。
香箱の分解洗浄は不要。というかやったらだめ。

■受験者
大阪会場の受験者数は25名。1級だけでその人数。うち女性は4名程度だった。
早い人は午前中でほとんどの作業を終わらせる人もいた。
5人くらいは最後までできていなかった。
香川県から来ている人がいた。

■自分自身
時計の技能を試す試験というより、集中力や環境適応能力を試す試験のようだった。
別に緊張しているわけではないが、手が震えて細かい作業がしづらい。
いつもはしない組み立てミスをした。
部品の紛失はなかったが、何度が飛ばしてあせった・・・。
なんとか時間以内に2本の分解組み立てが完了した。
合格発表は3月15日。
うまくいったと思うが、合格できるかわからない。

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