CNCの集塵機能

ネットでCNCの情報を見ていると、掃除機による集塵機能を付けている人が多い。
細いエンドミルを使っていると、切削クズが原因でエンドミルが折れることもあるらしいので、ぜひ導入したい。
オリジナルマインドで集塵機作成キットを購入すると、3万円もするので自作することにした。
クーラントライナーホースキットと洗濯ホースでつくるのが良いみたいだ。

早速アマゾンでクーラントライナーホースキットと洗濯ホースを購入した。

クーラントライナーホースキットは、写真のように2つに分割され、オレンジの先端は外れた状態で来た。
手でつなげようとするも、硬くてつながらない。つなげるには専用工具が必要みたいだ。

この専用工具、調べてみると本体より高い。
しょうがないので、台所のコンロであぶって無理やりつなげた。
力いっぱいでつなげたので、手が痛くなった。

クーラントライナーホースをCNCに結束バンドで固定し、さらに洗濯ホースをつなげ、掃除機につないでみた。
すごくうるさい・・・。
掃除機からジェットエンジンみたいにキィーン爆音が鳴る。掃除機のモーターに重い負荷のかかっている音だ。
フレキシブルジョイントが細いため、その吸引に無駄に負荷がかかっているようだ。
そうゆうわけでクーラントライナーホースはボツとなった。

今度は100均で購入した掃除ノズルを付けてみた。
掃除機に負荷もかかっていないし。切削クズはちゃんと吸い込んでくれる。
すごくいい感じ♪
構造上、右側に切削クズが残るが、少なくとも切削している部分の除去は完璧だ。
というわけで、切削クズの除去には100均の掃除ヘッドがお勧めです。

切削クズは、掃除機と吸引口の間にバケツを入れて分離している人が多いが、私は小さい部品を削るだけなので大量のクズは出ない。紙パック掃除機を使っているが、毎回紙パックのクズを捨てれば問題なさそうだ。

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