時計旋盤のデジタル化

時計旋盤はクロススライドを使うことが多い。
クロススライドは、手バイトより簡単に精度の高い加工ができる。
便利なのだが目盛りを数えながらダイヤルをまわすのは効率が悪い。
ダイヤルの1目盛りは0.05mmなので、例えば2.0mm進めるには40回数えないといけない。
そこでデジタルマイクロメータを加工し、それで目盛りを読み取れるようにした。マイクロメータの加工は、先とでっぱりをカットしただけ。固定は両面テープ。

テールストックもデジタル化した。これでドリルの穴の深さが分かるようになった。これはかなり便利になった。
マクロメータはアマゾンで1,280円のプラスチック製。これで十分だ。

バイトは、ヤフオクで買った超硬ロウ付けバイトをつかっている。
シャンクは6.5mmなので、そのままではクロススライドに取り付けできないので、少し工夫して固定している。
2種類のバイトをオフセットして取り付け、バイトを交換しなくても2種類の加工ができるようにしている。

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