鉛を溶かす

午前中は鉛を溶かして鉛の作業台を作成した。
カンヌキ等のパーツを調整するときの作業台として使える。
鉛は火であぶると簡単に溶ける。溶けた状態はターミネーターのT-1000みたいだ(笑)。

午後から機械式時計の分解組立。
今回は「エピラム処理」を施してから組み立てる。
エピラム処理は、ステアリン酸を溶かしたアルコールに部品を漬けるだけ。
ロウソクのロウのような成分で、表面の微妙な凹凸を埋めてくれたり、オイルのはじきを良くしてくれたりする。
これをすることでテンプの振り角が大きくなるらしい。

組みあがったので、タイムグラファーで計測してみる。
エピラム処理の効果は・・・全然無いやんけー。
気をとりなおして・・・今回は、ゼンマイをフルに巻いている状態と、ゼンマイがゆるくなった状態の2つで姿勢差を測る。(長弧と短弧)

ゼンマイがゆるい方が時計は進む・・・これって何だったけ(笑)。

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