研修旅行2日目

研修旅行の2日目。

朝5時に起きて温泉に入った。
そして、小雨が降っていたが、諏訪湖のまわりを少し散歩した。美しい湖である。

今日はセイコーエプソンの諏訪工場に行く。

エプソンと社名にあるため、パソコンかプリンタの工場と思いがちだが、歴史のある時計工場である。
ここではスプリングドライブなど、高級な時計を製造している。
1500万円のソヌリもここでつくっている。

受付には最新の時計が展示されていたり、巨大なスプリングドライブの模型があったりした。

会議室のような部屋に案内され、スプリングドライブのビデオを見る。勉強になった。

次にショールームのような部屋に移動し、歴史の説明を受ける。
歴史でポイントとなる時計は現物が展示されている。VFAやカウンター式クロノなど、お宝時計がざくざくあった。残念ながら写真撮影するのを忘れた。

セイコーは戦前からある時計メーカーだが、諏訪工場の歴史は戦後からはじまる。
スイスの模倣品から脱却し、すべて1から時計を設計したこと。
タンスの大きさであったクォーツ時計を、弁当箱サイズにし、さらに腕時計サイズにしたこと。
スイスの天文台コンクールで、上位を独占し、大会を中止に追い込んだこと。
キネテック、スプリングドライブを開発したこと。
これらは、すべて諏訪工場の歴史である。
これらの歴史はまさにセイコーの歴史であり、日本が世界に誇る歴史である。

続いてケースの研磨している現場を見学する。ここから写真撮影はNGである。
すべて手作業で研磨している。機械では決められた研磨は可能であるが、それがキレイであるかの判断できないとのこと。

次に、組み立て工場を見学する。
スプリングドライブの組み立てをしていた。こちらもすべて手作業。工員の席は、ゆったりとして快適そうであった。
ここでムーブ組み立てからケーシング、防水試験までやる。

途中、ソヌリが展示されているのを見た。ガラス越しで触れることはできなかったが、あこがれの時計を見ることができた。

ソヌリの隣にある時計も500万円位する時計。名前は忘れた(爆)。

次に、宝飾関連の製造現場を見る。ダイアを入れる穴の加工は全て手で加工している。前にテレビで見たスイスの高級時計と同じ手法である。

最初に入った部屋に戻り、ビデオを見ながら昼食を食べる。
最後に受付で記念撮影をして工場見学は終わり。

移動時間が長いのは辛かったが、とても充実した2日間であった。
このような機会を設けくださった学校の関係者の方々、そして忙しいところ案内していただいた、シチズン、セイコーの方々に感謝したい。

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