ST-19はヴィーナス175に酷似した中国産のムーブである。
別名、中華茄子を呼ばれている。(中国製のビーナスなので。)
中国がスイスから生産設備を購入したとの説もあるが、実際のところはよく分からない。
各種パチモノ時計に搭載されていることが多い。
構造は、そっくりと言うか、そのまんまなので、オールドクロノグラフの勉強をするには最適である。
- パネ○イそっくりの外観。でもロゴが入っていないところが良い。
購入してすぐにクロノ針が外れた。(爆)
- 裏蓋は特殊な形状。
オープナーが無いのでどうするか悩んだが、手で回したらあっさり開いた。(笑)
- ぱっと見た感じ、美しいムーブメント。ある意味パ○ライのムーブより良いかも。
- プラスチックのスペーサーを外す。
- 竜頭を抜くため、竜頭ガードを外す。
- オシドリピンを押して竜頭を抜く。
- ケースから取り出す。
- 針抜きで慎重に針を抜く。
- 針が無くなった状態。
- ムーブ側面のネジをゆるめ、文字盤を外す。
- ムーブメントだけになった。
- 次のページに続く。
はじめまして。
実は教えてほしい事がありましてコメントさせていただきます。
Wancherの「aero nacht」という時計を購入して使っています。画像で判断する限り、ムーブメントはST-19と同じと思われます。
ですので、こちらで指摘されているスプリングの焼き入れされてない点は承知の上での購入になります。
最近、ストップウォッチ停止後、リセットボタンを押す際に妙に重い時があるのと、リセットボタンが押されたままで、戻らない時があります。とはいっても少したつと復帰したり、軽く爪を引っかけて引くようにすると戻ります。印象としては軽く引っ掛かる、また戻りのテンションが不足している、そんな感じです。販売店に問い合わせたところ、新品と交換対応して頂けるとの事でしたが、それでは原因不明のままなので今後と同じ症状がでる可能性は否定できません。
時計、クロノグラフのメカニズムには詳しくはないのですが、この症状はやはりスプリングの変形等の可能性もあるのでしょうか?
おっしゃる通り、ムーブメントにあるリセットボタンを戻そうとするスプリングの力が弱い可能性があります。
また、スタートかリセットのプッシュボタンの棒が短く、最後まで押し込められない場合も、書かれているような不安定な動作をすることがあります。
あと、古い時計ですとプッシュボタンに汚れがつまってボタンの戻りが悪くなっていることもありますが、たぶん違うでしょう。
販売店が親切でよかったですが、たぶん修理しないで、時計のまるごと交換になるのでは。クロノグラフの調整は結構大変ですので・・・。
Wancherのaero nacht すごくいい時計ですね!私も1本欲しいですが・・・高いですね。3万円くらいになれば買いたいです。
ご回答、ありがとうございます。
分かりやすく説明していただき、助かりました。やはり、そういった原因の可能性が高いんですね。
「aero nacht」、使いやすい時計です。五万円(この値段でも、そうそう買えませんが)以下で機械式クロノグラフが普及されない限り、なかなか庶民には手が出ません(笑)。
詳しい方からみるとやはりST-19系で五万円近い値段は高めの設定なんですね。
機械式の時計の未来の為にも五万円以下で手に入るようにならないと、結局は憧れの世界で、離れちゃうと思います。
こちらの販売店では、実質1割引きプラスアルファにてかなりお得な買い物をさせて頂き、プラス、アフターケアも親切で、今回も販売店の保証期間ということでしたので、新品との交換対応、および今後の検品項目に追加するとの事でした。ボタンが復帰するため、もう少し様子を見てからとの提案にも快諾していただき、現在様子見をしていましたが、現状以上の改善が見られないのであれば、やはりご厚意に甘えて一度交換してもらおうと思います。
ありがとうございました。
再度すみません。結果報告です。
結局、交換対応していただきました。その際シースルーの裏蓋越しに見比べてみたところ、ブレーキレバーが余計に戻りすぎているようで隙間が空きすぎているみたいでした。
いろいろアドバイス頂き、ありがとうございました。