ムーブメントの改造

ドイツ語だが、ムーブメントの改造をしている興味深いサイトがある。
ベースはユニタスだろうが、受けを3/4プレートにしたり、穴石をネジ留めにしたりと、高度な改造を施している。(写真は通常の受けのタイプ。)
まず目指すのはここだろう。
スイスの独立時計師も、ムーブを1から製作するのは稀で、ほとんどが改造を施している。
例えば、フランク・ミュラーは、過去にビーナス179をベースに、トゥールビヨンと永久カレンダーを付加している。ここまでやるのは凄すぎるけど。

将来の目標

将来の目標・・・それはオリジナルの時計をつくること。
フィリップデュフォー氏みたいに1から時計を製作するのは、かなりハードルが高そうだが、ムーブメントの改良なら、なんとかなると思う。
上下のムーブメントを見比べてほしい。
上はエテルナのクロノグラフ。時価10万円程度。
下はパテック・フィリップのクロノグラフ。時価500万円以上。
驚くことに、ベースは同じムーブである。
パテックの方は、ベースムーブに大幅な改良を施している。
ジャッケ・エトアール氏はオールドムーブを仕上げた時計を販売していたが、それよりもう1歩進んだパテック・クロノのような改造を施したい。
そのためには、まず時計の基礎を勉強することだ。