ミヨタ・クォーツ-2

前回分解したミヨタムーブの続きをする。
相変わらずローターを入れるのが難しい。

組みあがったので、テスターで電流値を計測したところ、通常の3倍以上の電流が流れている。
これではNGなので、再度バラして組み立てるが、またしてもダメ。
5回くらいバラシ・組み立てを繰り返し、結局、歯車の不良だったみたいで、部品を交換したらちゃんと動いた。
歯車を顕微鏡で見ただけではどこが不良なのか分からない。

最後にクォーツテスターにかけて、日差、停止電圧、始動電圧を測る。
このテスターなんと50万円くらいするらしい。

ツツカナ締めの製作

 

午前中はツツカナ締めを製作した。
妻折れヤットコの先をヤスリで削って製作する。
最後に焼き入れ、焼き戻しをする。焼き戻しは、アルコールランプでワラ色になるまで熱するが、少しタイミングを間違えると青くなってしまう。

午後からは機械式時計の分解組み立てをする。
ショックバネの入れ方を教わる。とても細かい作業だ。
よくこんな細かい部品を製造できるなと感心。
ショックバネは立てた状態で入れないと入らないのだ。