UNIVERSAL

自社ムーブを搭載したクロノグラフを多く販売しており、人気の高いブランドである。
バリエーションが豊富でシンプルな2レジスタモデルから、トリプルカレンダーを搭載したモデルまである。
ムーブメントに仕上げは施されていないが、各パーツが太く、耐久性を重視した仕上げになっている。
一番複雑な機能を備えたトリコンパックスが一番人気である。

3レジスタ クロノグラフ

SS
cal.281
スクリューバックケース
ユニバーサルでは最小クラスのムーブである、Val.281を採用したモデル。小ぶりながらスクリューバックケースを採用している。ころっとしたデザインと大き目のプッシュボタンが可愛らしい。

3レジスタ クロノグラフ ジラールペルゴ

SS
cal.281
スクリューバックケース
上記モデルとほとんど同じであるが、メーカーはジラールペルゴである。ケースや文字盤のデザインもほとんど同じなので、OEMで作成したモデルかもしれない。

3レジスタ クロノグラフ ゼニス

SS
cal.281
スクリューバックケース
こちらはcal.281を搭載したゼニス製のモデル。上記2つとほとんど同じデザインであるが、写真では分かりづらいが、ムーブメントの各パーツが面取り仕上げされたハイグレードなムーブメントである。

ユニコンパックス

SS
cal.285
スナップバックケース
とてもコンディションの良いモデル。文字盤にCOMPAXと書かれている。残念ながら文字盤の1時位置に針の夜光の形が付いている。おそらく使用されていない時期が長かったのであろう。
比較的大型のCal.285を搭載しているが、ケースサイズぎりぎりに収まっているため、時計自体はそれほど大きくない。

ユニコンパックス

18K
cal.283
スナップバックケース
金無垢のモデル。ミドルサイズのCal.283を搭載している。

3レジスタ クロノグラフ

SS
cal.285
スナップバックケース
比較的珍しい3レジスタのモデル。文字盤にTRI-COMPAXの表記があるが、TRI-COMPAXではない。文字盤を書き換えた個体である。オリジナルと異なる書き換えをされているモデルは市場での評価は低い傾向がある。

2レジスタ 角型 ベビークロノグラフ

SS
cal.289
スナップバックケース
ユニバーサルで最も最小のムーブであるCal.289を搭載したモデル。Cal.289は極端に数が少なく、ほとんど市場には出ない。しかも希少な角型ケースである。文字盤にユニバーサルの銘が無いが、これはユニバーサルのドイツ版ブランドである。ユニバーサルはこのムーブを搭載したレディースモデルをいくつか販売している。なお隣の時計はバルジュー69を搭載したGALLET製のレディースウォッチである。ムーブの大きさが同じであることが分かる。

コンパックス

SS
cal.281
スクリューバックケース
自社ムーブを搭載した最終に近いモデル。これ以降のモデルはバルジューを搭載する。これとほとんど同じデザインでバルジュー72を搭載しているモデルもある。
コストの問題だろうがすばらしい自社ムーブを放棄したことは非常に残念である。

トリコンパックス

SS
cal.281
スクリューバックケース
ユニバーサルでは最も複雑な機構をもったモデル。また最も人気の高いモデルでもある。
月、日、曜日のトリプルカレンダーおよびムーンフェイスを搭載している。
このモデルはCal.281ベースで、トリコンパックスの最終モデルである。最近、このスクリューバックの最終モデルの評価が上がっている。

スペースコンパックス

SS
cal.Valjoux72
スクリューバックケース
バルジューの汎用ムーブを搭載したモデル。
ダイバークロノという位置付けで、プッシュボタンがゴムになっており、防水性が高められている。このゴム部分が劣化した個体が多い。これと同じデザインでマイクロローターを搭載した3針のダイバーモデルも人気が高い。

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