就職が決まりました

就職が決まった。
と言っても時計関係ではなく、普通の会社(笑)。
大学生が就職難で困っているのに、ありがたい話である。

時計関係に就職できなかったことは残念であるが、ほとんど求人が無いのと、あっても年齢に見合った給料はもらえない。
時計技術に関しては、まだまだ初心者なので当然なのだが。

時計の修理・製作は趣味の延長として今後も続けたい。
また時間の許す限り、学校に顔を出したり、先生の工房にも足を運びたいと思う。

ついにスケルトンの完成

ついにスケルトン時計が完成した。
1年がかりの作業だったので、やっとできた感がある。

組み立ててみたが、動きが微妙・・・。
文字盤が下向きのときOKなのだが、上向きにすると止まってしまう。
原因は、テンプのアガキ(遊び)が大きすぎるため。
いろいろ削って精度が悪くなっているため、組み立てる前に各部のアガキをチェックし、問題があれば調整が必要なのだ。
調整したら正常に動いた。

最後に家から持ってきたパネ○イ風(笑)のケースにケーシングした。
なかなかいい感じになったと思う。

今日も2名の見学者が来た。
このブログを見てくれているとのこと。
そう言ってくれるのはすごく嬉しい。
見学後、2名とも、すぐに入学の申込をしていた。
これで来年度の開校は、ほぼ間違い無いだろう。

やはり、このブログの効果はあると思う。
学校から紹介料をもらわないと(爆)。

無名の石がいっぱいある時計

試験が終わったので、かなりユルいモードに入っているが(笑)、
今日は、先生が持ってきた、良く分からないメーカー(笑)の、古い手巻きの時計を分解組み立てする。

無名の時計なのに、輪列の石にご丁寧に(笑)受け石が入っている。
これを全部外して洗浄しないといけない。面倒だ。
しかもネジがすごく小さい。

テンプの石は耐振装置が付く前のタイプなので、テンプを外して
洗浄しないといけない。あー面倒だ(笑)。

いつもやっているP7001の倍位、手間がかかる時計だった。

それから今日、1名見学者が来た。
わざわざ東京から高速バスで来たみたいで、お疲れさまです。
今年は、既に4名の入学が決まっているらしい。
いつもの年に比べると集まりが良いそうだ。
きっとこのブログの効果だろう(爆)。

国家試験2級時計修理の実技試験

昨日、2級の国家試験を受けてきた。
課題はセイコー7Nの分解組み立てと巻き真交換。
試験時間は、午前中は2時間、午後は1時間の合計3時間である。

結果は・・・うまくいった。(と思う)
午前中で全ての作業が完了した。予定通りだ。
少し納得できない部分もあったが、やり直して不具合が出たらシャレにならないので、そのままにした。
完璧を求めるのでなく、ちゃんと時計が動いて合格することが大切なのだ。

他の学校のメンバーもうまくいったみたいで、とりあえずお疲れ様です!

iPhone購入

iPhoneを購入した。
と言うか、バイト先の会社で買ってもらったので会社の備品だけど。

そういうわけで、本サイトもiPhone対応にした。
Wordpressなので、プラグインを入れるだけで簡単に対応できる。

外出先でもぜひご覧くださいませ(笑)。

卒業試験(実技)

今日は卒業試験の2日目。
実技の試験である。
セイコー7N43の分解組み立てと巻真交換をする。国家試験に近い内容だ。
試験が始まると、妙に緊張した空気が流れる。
幸い、全員何のトラブルもなく完了し、午前中で学校は終わり。

ついに来週は国家試験だ。
今日のペースでいけば全く問題無いだろう。

卒業試験(学科)とロンジン

今日と明日は、時計学校の卒業試験である。
今日は筆記、明日は実技だ。
これに合格しないと卒業できない。さぁ大変だ(笑)。

筆記問題は全100問の選択式。
ちゃんと授業を受けていれば合格できる内容である。
結果は・・・まだ分からないが大丈夫だろう。

午後から時間が余ったので、個人持ちのロンジン角型ムーブの分解組み立てする。
が・・・壊してしまった!
筒カナを抜くとき失敗して2番車の芯を折ってしまったのだ。
幸い、超ベテランの先生がいらしたので、旋盤で入れホゾをやってもらうことに。
旋盤でやる場合、筒カナとかしめる部分なので、難易度はAAAだろう。
これがお客様の時計だと思うとゾッとする。

入学希望者の見学

今日も試験対策のため、ひたすら7Nをする。
ほんと、目をつぶってもできるくらいのレベルになったと思う。本当に目をつぶると無理だけど(笑)。
しかし試験当日は緊張するらしいので油断は禁物だ。

ところで、2級の試験に巻き芯の交換がある。
新品の巻き芯は長いので、切断してちょうど良い長さにする必要がある。
長さの微調整はヤスリで行う。
短くしすぎると、その時点でTHE ENDだ(笑)。

2級は、学校に行っていると学科試験は免除になるが、学科試験の解答が発表されたので、試しにやってみる。
内容はかなりマニアック。
一応、私は時計マニアなので(爆)、なんとか合格ラインに入ることができた。

それから、今日の午前中、来年度の入学希望者の見学が2名も来た。
1人はわざわざ福井から、もう1人は豊中とか言っていたような気がするが忘れた(笑)。
来年度も生徒が集まり、学校が継続されることを願うばかりだ。
学校が気になる人は、今すぐ組合に電話を!

シェル文字盤

試験対策で、授業は少しマンネリぎみだが(笑)、今日はお遊びで、シェル文字盤を製作する。

文字盤の表面を少し削り、シェルの板を貼り付ける。
シェルの板は、割れやすいので一気に切断するのがコツ。
赤い塗料で文字盤に接着することで、その色が透過され、赤っぽい色に仕上がる。
仕上げは、ダイヤのインデックスを取り付ける。
写真ではいい感じに見えるが、実際は、赤い塗料がマンダラで、仕上がりはイマイチだ。