わけあって写真が公開できないが・・・
今日は上代5万円以上の時計に搭載されている、ちょっと特殊なクオーツの分解組立を行う。
部品点数が通常のクオーツより多く複雑である。
たぶんシンプルな機械式より部品点数は多いかも。
でもこんなの序の口で、もっと複雑なクオーツもあるとのこと。
例のごとく、カンヌキ、オシドリまわりの組立と、輪列受けをきちんと挿入するのに苦労したが、それさえできれば、あとはカンタン。
それから、先生からいろいろな業界の話も聞けて楽しかったです。
時計学校のこと、時計づくりのこと
わけあって写真が公開できないが・・・
今日は上代5万円以上の時計に搭載されている、ちょっと特殊なクオーツの分解組立を行う。
部品点数が通常のクオーツより多く複雑である。
たぶんシンプルな機械式より部品点数は多いかも。
でもこんなの序の口で、もっと複雑なクオーツもあるとのこと。
例のごとく、カンヌキ、オシドリまわりの組立と、輪列受けをきちんと挿入するのに苦労したが、それさえできれば、あとはカンタン。
それから、先生からいろいろな業界の話も聞けて楽しかったです。
機械式時計の分解掃除を引き続き行う。
前回うまくいかなかった、テンプの受石への注油だが、コツがわかってきた。
途中で、角穴車のネジ穴を潰してしまったが…(汗)、なんとか組立と注油が完了。
組みあがって、まず異常を感じたのは、竜頭が逆回転できないこと。
原因は、カンヌキ、ツヅミ車とキチ車の間への注油ができていなかったこと。
輪列以外への注油も大切である。
タイムグラファーで計測してみる。
テンプの振り角は、姿勢が文字盤が下の状態では270度位あるが、姿勢を竜頭が下の状態にすると200度ちょっとしかない。
ばらす前は、300度越えてたもんな・・・。
注油ミスやホコリが原因である。
というわけで、再度洗いなおしと。
組立は、1日訓練すれば誰でもできるが、注油は奥が深いことを改めて感じた。
今日は授業の一環で、近江神宮の漏刻祭に参列した。
天智天皇が日本で初めて水時計を設置したことをたたえ、毎年、時の記念日である6月10日に行われるのが漏刻祭である。
境内には水時計の模型や火時計などがある。
火時計は、線香が燃え進むことで糸が切れ、糸の先に付いている玉がお皿に落ちた音て時を知らせる。
なんと日ロレ寄贈!
漏刻祭の様子。各メーカの代表者が参列している。
最新の時計を神社に寄贈したりする式典がある。
続いて時計宝物館に行く。なんと境内に時計博物館があるのだ。
ROLEXの機械を分解したものや、懐中時計、大名時計、クロックなどが展示されている。
特に必見なのは、皇室の方が使用されていた時計。
他ではなかなか見ることができないと思うし、ヤフオクには絶対に出ないだろう。(笑)
最後に近江時計学校を見学した。近江神宮内に学校がある。
3年制の学校で、ヒゲぜんまいの調整や歯車製作などなんでもやるようだ。
1年目はボンボン時計と目覚まし時計だけで、腕時計はやらないそうだ。
こっち(大阪)の学校では、いきなり機械式を分解したけど・・・。
近江神宮は、時計好きなら一度は訪れる価値あるかも。
午前中は、小テストと自分のピンセットに名前を刻印する作業。
午後からは、インカブロックのショックバネを外して、受石に注油する練習。
ショックバネは軽く触る程度で外れる。
バネを外して受石、穴石を外すところまでは難なく完了。
だんだん細かい作業にも慣れてきたのかも。
問題は注油だった。
受石の中心部にほんの少しだけ注油し、受石と穴石と合体させるのだが、全然うまくいかない。
まず穴石の中心部に適量を注油するのが大変。
ようやく注油できたと思ったら、受石と穴石を結合するときに失敗。
失敗したら、いちいち洗いなおさなければいけないし。
結局10回以上失敗して今日は終わり。