修了式

ついに修了式の時が来た。
思えば、あっという間の1年であった。
1年前は、一度も時計を組み立てたことのない素人であったが、この1年で本当に成長できたと思う。
とは言え、まだスタートラインに立ったところで、先生方には遠く及ばない。

修了式は午前11時から始まった。
理事長や大阪府のえらい人の祝辞、賞状の授与などが、粛々と行われた。

こんな終了証書をもらえる。有名府知事(笑)の名前入り。
この学校が公立学校であることが分かる。

それから、こんな証書も。「技能士補」になったと書かれている。
まぁ「技能士2級」に合格したら、あまり意味は無いと思うが。

それから主席(笑)で卒業すると、こんな賞状がもらえる。
おそらく中間テスト(学科のみ)と卒業試験(学科と実技)の点数で判断されたのだろう。
実技に関しては、全員の能力はほぼ同じなので、学科試験の点数が効いたのだろうか?

その後、教室で宴会が始まり・・・2次会はカラオケボックス。
昼間から大量のビールを飲んでしまった。(笑)

時計学校の写真

もうすぐ卒業なので、思い出に残すため学校の写真を撮った。その一部を紹介しよう。
入学は、たぶんまだ間に合うと思うので、気になる人はぜひ組合に電話を!

教室全体。机は普通の会議用机だが、この上に時計用の作業台を乗せて作業する。

大量のボンボン時計。この横にさらに山積みされている。
そんなにいらないでしょ(笑)。

防水試験機が2台とコンプレッサー。中央の試験機は50万円以上する。高い。

クォーツ時計を計測するテスター。これも50万円以上する。絶対50万円には見えないけど(笑)。

こんな感じで計測機器が並んでいる。

ケースを磨いたりするバフモータ。なんとベルション製。

時計旋盤。授業でほとんど使わないけど。

ウォッチエキスパートのタイムグラファー。合計4台ある。欲しい・・・。
奥に見えるのが自動洗浄器。

ホールクロックと、とても偉い人から寄付していただいた和時計。
一部モザイクがかかっているのは、個人情報保護のため。(爆)

ポンス台と顕微鏡。