ネットで「手作り時計」で検索すると、カナヅチで真鍮板をたたいいて作ったような、DIY感のある時計がヒットするが、全く欲しいとは思わない。
我々、時計オタクが求めているのは、もっと精密な工作精度の高い手作り時計である。
手作りのモノを求めているくせに、工作精度が高くないとイヤというのは、なんか矛盾しているように思うが・・・オタク心は複雑なのである。
機械式のミニッツリピーターであっても、先の鋭角な面取り仕上げであっても、突き詰めれば、生産の自動化や大量生産ができると思う。
ただ莫大な設備投資に対し、そこまで需要が無いからやらないだけである。
それに機械式のミニッツリピーターが1万円でドン・キホーテに売っていても魅力を感じない。やはりオタク心は複雑なのだ。