トゥールビヨン キャリッジの切削

数々のカイゼンの結果、トゥールビヨンの柱部分の加工精度が上がった(マシになった)ので、時計づくりを再開する。

こんな感じで加工パスの定義。
荒削りと仕上げ削りの2種類の定義が必要で、頭がこんがらがる。

無事完成。3回失敗して4度目の完成。

柱部分もキレイにできた。(ピンボケですみません。)
某氏の初期型キャリッジに酷似しているが・・・とりあえず模倣から入ろうと思う。

今回いろいろな加工精度のカイゼンを行ったが、一番効果のあったのは加工パスのカイゼンだと思う。
加工の順番、工具のXYおよびZの移動速度、パス深さ、粗削りと仕上げ加工のパスの公差など、考慮すべきことはたくさんある。しかしネットには、これが正しいという正解は無い。
最適値を求めるには、失敗して試行錯誤するしかないのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)