失敗した部品の山(爆)
失敗した部品の山を見ると、穴石を入れて組み立てまで進んでいるモノは3つくらい。つまり4つめで動くモノができたということだ。
他の部品は、設計通り加工できず、部品の段階でボツだったものだ。
思えば、この1年は加工精度との戦いだった。
CNC本体、制御ソフト(Mach3)、ツールパス(Cut2d)、材料の固定方法など改良点は多岐に及ぶ。さらにツールパスの改良は、加工の順番や加工速度など、これまた多岐に及ぶのだ。
最近ようやく、ほぼ設計通りの加工ができるようになった。
失敗した部品は全て保管している。
小学生のころ釣りで使うルアー製作していたが、失敗作は即、ゴミ箱に放り込んだ。さらに、良いのができると、古い完成度の低いものも全部ゴミ箱に捨に放り込んだ。
だからたくさん作ったけど、手元にはほとんど残らなかった。
失敗作が自分のまわりにあることが許せなかったのだ。母親に陶芸家みたいやなと言われたのを覚えている。
若きあのころ(笑)は、完璧主義者だったのだ。
時は流れて、今は45歳・・・。自分の失敗を許容できるようになった。
成長したなぁ。(遠い目)