機械式時計の注油-2

午前中は、小テストと自分のピンセットに名前を刻印する作業。

午後からは、インカブロックのショックバネを外して、受石に注油する練習。
ショックバネは軽く触る程度で外れる。
バネを外して受石、穴石を外すところまでは難なく完了。
だんだん細かい作業にも慣れてきたのかも。

問題は注油だった。
受石の中心部にほんの少しだけ注油し、受石と穴石と合体させるのだが、全然うまくいかない。
まず穴石の中心部に適量を注油するのが大変。
ようやく注油できたと思ったら、受石と穴石を結合するときに失敗。
失敗したら、いちいち洗いなおさなければいけないし。
結局10回以上失敗して今日は終わり。

ETAクォーツの分解組立

今日は、ETA社製クォーツの分解組立。
前回のセイコーに比べると、地板が金属なので、多少高級感がある。

先生の指示通り分解していく。

まずはカレンダー側から分解。
カレンダーを動かすパーツが結構ややこしい。

次に表面。
歯車は金属製だし、歯車の受けには石が入っているし、結構高級なムーブだ。

バラバラになったので超音波で洗って組立。

プラスチックの歯車に比べると組みやすい。
それでも歯車の受けを乗せて、全てのホゾ穴にちゃんとホゾを入れるのは結構大変である。
顕微鏡を見ながら慎重に行う。

組立完了。結局3回分解組立を繰り返した。

ボンボン時計ー3

今日は、ボンボン時計の分解組立。

午前中は、前回組み立てた、数取り式のケーシングおよび方振りの調整。

午後からは、数取り式より複雑な、本打ち式の分解。
カレンダー付きなのがシブイ。

機械を取りだしてみると、カムの形が懐中時計のリピータに近い。
機能的には、リピータではなくソヌリなので、もっと複雑かも?

で、バラバラに・・・。組み立ては、また1ヶ月後。

クオーツの分解組立

今日はクオーツの分解組立。
とりあえずバラバラににして、それを組む。
機械式と違い、ネジはほとんど無い。
イメージとしては、パーツを置いて、受けを上からパチンと留める感じ。
全ての歯車のホゾがホゾ穴に入ったのを顕微鏡で確認する。

分解組立を何度も繰り返す。
2回目まではよかったが、3回目が動かない・・・。
何度やっても動かない。
ようやく動いた!と思ったら、歯車が行ったり来たりしてるし・・・。

クォーツは以外と手ごわい。

機械式時計の注油

今日は機械式時計を注油しながら組み立てる。
油の種類は3種類。展開図を見ながら注意深く注油していく。
油は多すぎる逆に持ちが悪くなるとのこと。

最も注油が難しいのは、アンクルの爪石。
衝撃面のみ注油をするわけだが、どうやっても他の面にも付いてしまう。
裏技として、アンクルに注油→ガンギを回す→アンクルを洗う→ガンギを回す、をやれば、ガンギに付いた油がいい感じでなじむ。

クォーツソナーの製作

午前中は、半田付けの練習。

午後からクォーツソナーの製作。
クオーツ時計の音を聞いて、異常を判断する装置らしい。

キットがあるので、マニュアル通り、半田付けするだけ。
完成したので、マイクをクオーツ時計に近づけてみると、
おー音が聞こえる。

サファイアガラス判別機の製作

今日は、サファイアガラスかミネラルガラス(普通のガラス)か
判別できる装置を製作する。

装置といっても仕組みは簡単で、釣りとかに使うサングラスのレンズ
(偏光レンズ)2枚重ねただけのもの。

ただ重ねるだけでは面白くないので、好きな形に削る。
で・・・またまたヤスリ作業・・・。
私は魚型に削ってみた。

判別方法は、レンズの間に時計のガラスを見ると、
白っぽく反射するのが、サファイアガラスである。