朝イチでいつものシチズンをする。
構造は完全に頭に入っているので、分解10分、組み立て・注油は20分でできる。
少し前まで一日かかっていたよな。
午後からお洒落な(笑)ムーンフェイズの時計をやる。
ロンダというメーカーのムーブが入っている。いちおースイス製だ。
初めて聞くメーカー名だが、結構有名らしい。
次にセイコーの古い時計をやる。
かなり古いタイプで、右上の金色のネジを調整することで、日差を調整できる。
今のムーブにはない、重厚な作りだ。
時計学校のこと、時計づくりのこと
午前中は、前回やった極小クォーツ2J31Aを再度分解組み立てする。
相変わらず小さくてやりづらいがなんとか完了。
午後から防水試験の実習をする。
この防水試験機は、圧縮した空気を送り込み、ケースの微妙な歪を感知し、防水性能を調べる。
送り込むのは空気なので、防水不良があってもムーブに影響はない。
この機械、50万円位するらしい。本当に時計の検査機は高い。
こちらは水を入れて試験する。
右のレバーでシュポシュポ(笑)と空気を送り込む。
この機械のメリットは、どこから空気が漏れているか分かること。
デメリットは、防水不良があった場合水が入るので、ムーブを取り出さなければいけないこと。
この機械が一番シンプルで分かりやすいかも。
今回も訳あって写真は公開できないが、特殊クオーツ3発目は、多軸でもないのにコイルが3つもあるやつ。
あんまり書くとばれるのでこの辺で(笑)。